どうも東邦大学医療センター佐倉病院の王子です。
雨模様ですが、日曜日を楽しみましょう。
今回はコンタクトレンズによる眼瞼下垂症です。
コンタクトレンズの長期使用により眼瞼下垂となる。
これは私たちの世界ではほぼ常識です。
原因としてはいろいろな説がありますが次の説が有力とされています。
- まばたきのたびにコンタクトレンズの厚みをまぶたが乗り越えるため、
まぶたをあける筋肉が劣化する。 - コンタクトの付け外しにより、まぶたをあける筋肉が痛む。
40代女性の眼瞼下垂症の患者様です。
ハードコンタクトレンズは20年以上使用していました。
定番の症状となりますがが、肩こりと頭痛がひどかったようです。
術前の写真です。中等症の眼瞼下垂症です。
おでこの筋肉の緊張も強いのがわかります。
術後6か月の写真です。
とても良好な仕上がりです。
二重の幅といい、目の大きさといい、
もともとこのかたが持っているよい資質を十分に再現できました。
そしておでこのしわや眉間のしわが弱くなりました。
患者様にはとても喜んでいただけました。
写真使用を快諾していただき、ありがとうございます。
このように眼瞼下垂症手術は
アンチエイジングの手術でもあります。
次回は術後の経過とデザインを解説します。