形成外科専門医の王子です。
最近インスタグラムというものにかまけていてブログまで手がまわりませんでした。
でもマイペースなのはもとからなので反省はしていません。
久しぶりすぎてどうやって書いていいのかわかりませんが、
頑張って書いてみます。
あ、オジスキンクリニックはおかげさまで順調です。
浦和はとても良い街です。
手術もとてもやりやすい環境です。
手術もおすすめですが、一番おすすめなのはシミとニキビ治療です。
お悩みのかたは是非。
浦和でアレキサンドライトピコレーザーを置いているクリニックはオジスキンだけです。
本日は眼瞼下垂手術後の食い込みとぷっくり感の修正です。
伏し目の食い込みとぷっくり感を治してみた。
この仕事をやっていると食い込みやぷっくり感の修正は結構頻繁にあるのですが、
その状況によって修正方法はいくつかにわかれます。
今回は皮膚切除による修正です。
皮膚が余っている場合にはこれが一番安定した結果をだすことができます。
他にもパターンはいくつかあるのですが、それはおいおい。
まずは、術前のお写真。
眠たそうな感じ、ハムっぽい感じ、伏し目の食い込みが目につきます。
皮膚の量は十分足りていましたので、皮膚切除による修正を計画しました。
デザインはこう。
「デザインなんて、、、」
と鼻で笑われことがあったとしても、
私は一貫して綺麗なデザインを心がけてます。
このデザイン通りに切るのも技術がいります。
線の上の端を切るか、下の端を切るかでも考えます。
デザイン通りに切ることができたら、
二重の解体作業に入ります。
皮膚、眼輪筋、腱膜、脂肪、
丁寧にさばいていきます。
これがうまくできないとどうにもなりません。
そして新たな二重を作成していきます。
ひと針縫うごとにまつ毛の角度をチェック。
めんどくさがってはだめです。
直後はこのような具合。
腫れは平均程度です。
三重予防のための、食い込みにくいつりあげ糸がかかってます。
どきどきの抜糸の日。
私は痛くないように抜糸します。絶対に自分がやります。
内出血は少なくいい具合です。
この時点で異常があればすぐにやり直します。
さらにドキドキの1か月目。
なぜドキドキの1か月目かというと、
きずは1か月目がピークで赤く硬くなるので、
それによる予定外二重ができることがあるからです。
今回は目頭側のわずかなシワがでているくらいで大きな問題はなく、
ほっと一安心。
伏し目の食い込み具合も改善していますね。
最終結果の術後6か月。
いいですね。
とてもよいです。
まつげがあがりすぎず、適度な二重の引き込み。
伏し目の際にも目立たない食い込み。
ハム感のないすっきりしたまつ毛の根本。
なにより、きずがきれい。
なんだか少し目も開きやすくなっているようで、
自然にぱちっと目を開くだけでもこのくらい開くときもあるくらいです。
モニター写真のご協力ありがとうございました。
とてもやりがいがありました。
こんな感じでコツコツと修正しています。
難しいので毎回毎回100点をとれるわけではありませんが、
なるべくいい結果が出るように全力で取り組んでいます。
何事も上達への近道はないですが、
分野を絞って頭をつかって考え抜くことで少しは早くなるかな。
とぼんやり思ったり。
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手術内容:二重切開他院修正
早期のリスク:腫れ、痛み、内出血、感染、稀に結膜浮腫
見た目のリスク:二重の左右差、予定外重瞼(三重)、二重のくいこみ、
キズアト(場合により2本)、二重の消失、二重が浅くなる、内側と外側の二股、
眉毛がさがる、うわまぶたが厚ぼったく見える、など
料金:自費治療で50万円(税別)