こんにちは、形成外科専門医の王子です。
本日は東邦大学医療センター佐倉病院で外来と手術でした。
明日も眼瞼下垂症手術がありますので、最高の結果をだせるように頑張ります。
本日はほくろ治療のご紹介です。
ほくろの治療で印象を変える。
ほくろは顔のパーツの一部であり、
それ自体が時に綺麗な印象やセクシーな印象をあたえますが、
部位や大きさや色によっては、
加齢の象徴だったりとマイナスイメージとなる場合もあります。
今回は鼻のほくろの治療です。
術前の写真とデザインです。
まあまあ大きいですね。
いくつかのデザインが検討されますが、今回はくり抜き法としました。
極細のペンで、ほくろの輪郭がみえるように点線で描くのはとても重要です。
血が苦手なかたにはごめんなさい。
切除後の写真です。
形成外科医はパンチ(丸く穴をあけられる器具)は使用しません。
メスで丁寧にくり抜きます。
術後1か月です。
やや赤みはありますが、目立つへこみはありません。
丁寧にケアをするとこのように綺麗に治ってきます。
術後3か月です。
赤みも消失し、凹みもありません。
正面からの写真です。鼻の穴の変形はありません。
コンプレックスがなくなったとのことで、
大変喜んでいただけました。
写真の使用のご快諾ありがとうございます。
形成外科でも美容外科でもほくろの治療はとても需要が高いのですが、
ほくろをとりたくても、
お顔のほくろをとるのは怖いとか、
知人がほくろをとって目立つ痕になったので躊躇している。
と、ためらっているかたは意外と多いのです。
たしかに切り取る方法を間違えたりすると、
そのような悲しい出来事は起こり得ます。(どの手術でも同様です)
場所や大きさに応じて、適切な手術法を選べば、
ほくろをとった痕が目立つことは稀です。
痕の目立たないきれいなほくろ治療をご希望のかたは、
東邦大学医療センター佐倉病院形成外科にお越しください。
当院はメスを用いたホクロ治療だけでなく、
炭酸ガスレーザーや高周波ラジオ派メスを用いたホクロ治療もしています。