どうも形成外科専門医の王子富登です。
本日は城本クリニック立川院で脂肪吸引豊胸でした。
腹部からの脂肪を吸引して、胸に脂肪を移植する夢のような治療です。
生着率をあげるために様々な工夫をしています。
ご興味があるかたはぜひおこしください。
眼科で手術を三回受けたがまぶたが上がらなかった。
このようなケースはよくあります。
ミュラー筋タッキングなど色々行った上で、形成外科へ紹介されてきますが、
これは仕方のないことです。
なぜなら、眼科医でもまぶたの治療に精通する医師はひとにぎりだからです。
そしてこういったケースこそが形成外科の出番です。
さて、本日は眼科で手術しても改善のなかった眼瞼下垂に対して
大腿筋膜移植を行った症例の紹介です。
「まぶたがあがらないので、全く外にでていませんでした。」
これはこの患者さんの言葉です。
この状態では、生活をするうえでも、精神的にも非常につらかったかと思います。
術後の写真です。
よい経過です。
「おかげさまで外出できるようになりました。
買い物にも、旅行にも行けるようになり、
楽しい生活が送れるようになりました。」
とのこと。
写真の使用のご快諾ありがとうございます。
筋膜移植は眼瞼下垂治療において、最終手段です。
調整が煩雑であり、経験を必要としますが、
うまく行えば劇的な効果をもたらします。
次回はこの治療の詳細について解説します。