どうも形成外科専門医の王子富登です。
先日の大雪は大変でしたね。
私は帰宅すると、次の日の手術に間に合わないと予想し、
病院に泊まったので、次の日の帰る頃にはすでに雪がやんでいてラッキーでした。
さて本日は下まぶたの治療です。
下まぶたの高度のあっかんべーを治すには?
下眼瞼外反症(かがんけんがいはんしょう)という病気があります。
けが、できもの、加齢性の変化が原因となります。
加齢性の変化として、下まぶたを構成する要素が年とともに弛緩することで
起こるといわれています。
治療は手術です。
再発しやすいといわれてますので、適切な手術の選択が必須です。
術前の写真です。
かなりの外反です。
テープで押さえていなければすぐにこうなってしまいます。
眼科で手術してもらったらしいのですが、
1週間で再発したとのことです。
ちなみに、このかたは
眼瞼下垂手術を他院で3回、眉毛下皮膚切除を他院で1回しています。
しかし、うわまぶたの二重が浅く、逆さまつげもひどい状況です。
術後3か月の写真です。
眼球にまぶたが密着しています。
後戻りも少なく、よい経過です。
患者様にもご満足いただけました。
写真使用のご快諾ありがとうございました。
どんな治療をしたのかは次回で。