王子のまぶたブログ 眼瞼下垂と二重

形成外科専門医の王子富登のブログです。二重まぶたと眼瞼下垂の治療について紹介していきます。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)ができました。

どうも形成外科専門医の王子です。

 

内服と点鼻をしっかり継続するようにしてからというものの、

今年の花粉は楽で楽で助かってます。

花粉症で頭がぼーっとしていると、

手術にも影響ありますからね

 

 

「まぶたにしこりがあります。」

 

二重まぶたの埋没法後や眼瞼下垂術後の患者さんに

たまにできるまぶたのしこり。

たいていは霰粒腫です。

 

 

霰粒腫とは?

 

ざっくりいうと、

マイボーム腺から出るはずのアブラが溜まってしまい、

皮膚の下でかたまりとなったものです。

 

瞼板(まぶたの縁にある硬い軟骨のような組織)には

マイボーム腺という皮脂腺がありまして、

それはまぶたの縁に出口があり、眼球表面の保湿をたすけています。

 

原因はいろいろいわれていますが、

生活習慣や体質の他に、

まぶたへのダメージもあるといわれています。

 

その代表例が二重まぶたの埋没法です。

 

特に瞼板法が影響があるといわれています。

瞼板に糸を通過させることにより、

マイボーム腺へ影響があり、

霰粒腫ができてしまうことがあるのです。

 

眼瞼下垂の手術でも瞼板に糸をかけますが、

瞼板法ほど深く糸をかけませんので、

霰粒腫の発生リスクは低いと考えています。

 

しかし、瞼板法をした後にかならずできるわけではありません。

念のため。

 

できた霰粒腫はどうなるのか?

 

自然によくなるかた、大きくなっていくかた、

いろいろです。

しかしある程度の大きさであれば自然によくなることは少ないので、

眼科もしくは形成外科に行きましょう。

手術の後に起きた霰粒腫であれば、

手術をうけた病院にいきましょう。

自分で潰そうとするのは絶対ダメです。

 

霰粒腫の治療法は?

 

  1. 経過観察
  2. 点眼
  3. ステロイド注射
  4. 手術(まぶたの表側から、もしくは裏側から)

 

の4つです。

経過観察と点眼で完全によくなる場合は少ない印象です。

となると、ステロイド注射か手術となりますが、

どちらになるかは医師のみたてや患者さんの気持ち次第ですね。

 

 

以上ですが、

私がなにを一番伝えたいかというと、

 

自分の右まぶたに霰粒腫ができてしまって

困っています。

 

ということです。

触るとコロコロして気になるので治療を検討します。

これです。

 

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つづく