形成外科専門医の王子です。
まぶたにできたしこりに気がついてから
はや1か月。
ついに、
霰粒腫の手術をしました。
まぶたがころころする。
けっこう大きい。(5mmくらい)
炎症を起こしていない。
ということで、手術にふみきりました。
普段患者さんがどんな気持ちで手術を受けているかを知るいい機会ですね。
いざ手術
デザインはこんな感じです。
ちょうど二重の線の近くにできものがあったので、
二重の線に沿って約5mmの切開としました。
自分でよーく鏡をみながら、注意深く、取り残しのないように、
霰粒腫を切除しました。
横になりながら、片目だけで操作するのは難しいですね。
自分でお腹の手術をしてしまうブラックジャックはほんとうにすごいです。
というのはもちろん冗談で、
上司に執刀してもらいました。
わりと立派なものがでてきました。
大成功です。
手術を受けてわかったこと
- 手術のライトがまぶしい。
- 細い針で麻酔するのは意外と痛くない。
- 瞼板(けんばん)の操作は少し痛い。
- 麻酔がきれるとずきずきする。
- ぬいぐるみをさわってると落ち着く。
今後の診療に生かします。
つづく。