形成外科専門医の王子です。
桜も満開ですね。
本日も 眼瞼下垂に目尻切開と、まぶたの手術をさせていただきました。
下垂の患者さんたちは最初の注射の際の痛みだけで、
手術終わるまで全く痛くなかったそうです。
実はいろいろと麻酔のコツがあります。
特に挙筋腱膜や腱膜を固定する部分の麻酔をうまくやらないと、痛くて大変です。
静脈麻酔と笑気麻酔を使えば少し痛くでも問題ないですが、
静脈麻酔なし二重切開や眼瞼下垂の手術をできるのも技術のひとつだと思っています。
経過が楽しみです。
ついに先日、抜糸をしました。
これまでの経過はこちら。
2日目はけっこう腫れました。
それ以降は徐々に腫れがひいていき、
自分がいつも拝見している術後の経過と同じで安心しました。
抜糸は術後5日目。抜糸前の写真です。
だいぶ腫れもひきました。
痛みもありません。
二重の乱れもなく、きずも目立たなそうです。
さすが私の上司。
(上司に執刀してもらったのです。)
「抜糸したらなんだか楽になりました。」
とおっしゃる患者さまはしばしばいらっしゃいますが、
本当なのかなといつも思っていました。
実際自分がやってもらうと本当でした。笑
レーザーも注射も手術も実際自分が受けてみないとわからないことがいっぱいありますね。
これからも機会があればどんどんトライしていこうと思います。