形成外科専門医の王子です。
本日は城本クリニック立川院で勤務です。
豊胸手術とまぶたのカウンセリング、ヒアルロン酸注入、と予約をいただいております。喜んでいただけるように精一杯がんばります。
前回の続きです。
顔面神経麻痺でさがった眉毛をあげる手術
もう一度術前の写真です。
まず、眉をあげる手術を行いました。
後戻り予防のために、いくつか内部処理をしています。
「まずこの手術」といったのは、まぶたのたるみが多く、
眉をあげる手術に後に、まぶたのたるみとりが必要と計画していたからです。
眉毛をあげる手術の1か月後です。
眉毛が良い位置にきています。
この手術は後戻りが少しありますので、やや過剰に眉毛をあげますが、
あげすぎも禁物です。
他の病院で手術をうけて、眉毛をあげられすぎてしまい、
まぶたを閉じられなくなってしまった方も過去にはいらっしゃいました。
二回目の手術は眉毛下切開
ここまでくれば後は眼瞼下垂の手術に準じてたるみとりを行います。
今回は印象を変えたくないとのご希望もあり、
眉毛下切開を行いました。
単純な手術ですが、デザインと切り方、縫い方にコツがあります。
仕上がりに差がでます。
眉毛をあげる手術から4か月、眉毛下切開から1か月の写真です。
顔面神経麻痺がある側(向かって右側)がどちらか忘れてしまうくらいですね。
無理のない、自然な若返りができたのではないでしょうか。
きずのアップです。
眉毛の上下にきずがありますが、
この程度であれば許容範囲でしょうか。
時間の経過とともにもっときれいになります。
写真使用のご快諾ありがとうございます。
この治療は長期経過が大切です。
今後も長期の経過を報告します。
顔面神経麻痺の手術は経験とセンスが重要です。
千葉県であれば当院が手術経験が豊富ですので、
顔面神経麻痺の手術相談はぜひ当院へお越しください。