オジスキンクリニックの王子です。
先日無事一周年をむかえたオジスキンクリニック。
スタッフとお客様、皆様に支えられて今があります。
感謝です。
そしてこの一年色々なことがありました。
でも頭に残っているのは手術のことばかり。
振り返り、反省、改善をひたすら繰り返し、
一歩ずつ成長しています。
(実際には3歩すすんで2歩下がることもけっこうありますが)
そんな今の自分の手術を、数年前の自分が見学したら、きっとこう思うでしょう。
「手術時間長っ!!!!!!!!」
手術時間が長いんです。特に開業してから長くなりました。
自分でも感じています。
でも別にサボっているわけではないんです。
手間取っているわけではないんです。
手術をやればやるほど、
考えれば考えるほど、
チェックすべきポイントや調整すべきポイントが増えていくのです。
ものづくりに例えてみるとわかりやすいです。
ある程度ものづくりの工程に慣れた人は、大きく2パターンに別れていくと思うのです。
なるべく短い時間で手際よく、ある程度の水準のものをたくさん作ることに力を入れる人。
時間を気にせず細かいところまでとことんこだわって、前に作ったものよりも更によいものを作ろうとする人。
私はもちろん後者です。
テキトーにできないんです。
こだわりたいんです。
私が同じ手術に飽きない理由でもあります。
50歳になった私が逆さまつげの手術に何時間かけるのかやや心配ですが、
その頃にはいまよりもっともっと進化していると信じています。
本日は逆さまつげ手術(睫毛内反症手術)の症例紹介。
逆さまつげ手術で目が大きく見える。
これは何度かブログで書いていることですが、
やっぱり本当なんです。
みてみてください。
10代女性。逆さまつげ手術前と術後6か月。
まずは逆さまつげの改善具合に注目してください。
後もどりや再発が多い手術ですが、かなりいい具合に矯正できています。
この手術の評価には半年の経過は必須ですね。
そして次は下まぶたに注目してください。
埋もれていたまつげの生え際が前にでてくることにより、
目が大きく見えるようになっています。
上まぶたのマスカラなど加味しなくても、間違いなく変化しています。
この変化はこの手術の醍醐味です。
そして気になさるかたが多い涙袋。
くっきりしました。
このタイプの下まぶたのかたは術後に涙袋がくっきり目立つようになるかたが多い傾向にあります。
奥が深いです。
ななめからの写真も。
美しいですね。
こうしてみると激変してます。
ここまで見てくれたかた、
写真をもう一度よくみてキズをさがしてみてください。
キズが目立ちにくいのも私の手術の特徴です。
誰からおしえてもらったわけではないんですが、
独特な手術方法だと思ってます。
ダウンタイムの経過やデザインは次回のブログで解説予定。
(お写真の掲載のご承諾ありがとうございました。)
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手術内容:逆さまつげ手術(中縫い法)
早期のリスク:腫れ、痛み、内出血、感染、稀に結膜浮腫、結膜下出血
見た目のリスク:きずのくいこみ、キズアト、眼瞼外反、涙袋の形態の変化など
機能面でのリスク:睫毛内反の再発、睫毛乱生、霰粒腫など
料金:自費治療で45万円(税別)(中縫い法)