王子のまぶたブログ 眼瞼下垂と二重

形成外科専門医の王子富登のブログです。二重まぶたと眼瞼下垂の治療について紹介していきます。

頬にできた大きな粉瘤(ふんりゅう)の手術治療

形成外科専門医の王子です。

 

暖かくなってきました。

過ごしやすくていいですね。

毎年花粉症で悩まされているのですが、今年は楽です。

薬が効いてます。

 

 

今日はまぶたと関係ないですが、

粉瘤(ふんりゅう)の手術治療を紹介します。

 

大きくなるまでほっておいた顔のしこり

 

かなり前からあるけれど、病院にいくのがおっくうだった。

 

けっこういらっしゃいますね、こう言うかた。

気持ちわかります。

できるだけ病院なんで行きたくないですよね。

 

しかし、しこりに関しては早めの受診が吉です。

なぜなら、きずが小さくて済むからです。

そして粉瘤(ふんりゅう)は垢の袋のできものであり、

中に角質が入っていますので、徐々に大きくなります。

ばいきんがついてしまうと、赤く腫れ上がってしまい、

表面の皮膚が痛んで、膿がでてきます。

こうなってしまうと、たとえ治ったとしても

きずが目立ってしまいます。

 

お顔にできものがあるかたは早めに病院にきてくださいね。

 

今回は男性のかたです。

 

「ずっとほうっておいたけれど、正面からみた頬の形がふくらんでみえるようになってきた」。

 

ということで受診されました。

触ってみると直径3.5cmくらいのしこりでした。

局所麻酔で手術をしました。

 

なるべく小さなきずで再発もしないように。

 

デザインの写真です。

点線ができものが触れる範囲、

そのなかに書いてある目のような実践が切開線です。

だいたい1.5cm程度のきずです。

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横からみるとかなりの盛り上がりがあります。

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手術直後です。

20分程度で終了します。

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きれいなきずです。

局所麻酔の影響でまわりが白くなっていますが

これはすぐに戻ってきます。

きずの外側にある細い管は血抜きの管です。

手術翌日に抜きます。

 

 

抜糸時です。

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手術中にきずを丁寧に扱い、

形成外科的縫合を行うことで、

ここまで綺麗に治ります。

 

術後1か月です。

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赤みが強くなる時期ですが、ほとんど赤みがありませんね。

きずが綺麗に治る肌質も助けています。

 

今後はもっと目立たなくなってきます。

 

写真使用のご快諾ありがとうございました。

 

実はこのような頬のきずは、ドッグイヤーができやすく、

デザインの仕方によってはお顔の輪郭がくずれてしまう場合があります。

美容面、整容面での知識をふまえて治療にあたることが必要です。

 

ということで

お顔のできものは形成外科で治療するのがおすすめです。

 

 

 

 

くり抜いて、だしましょう。

すぐに終わって、それで治ります。

 

 

は再発のリスクが高いので注意です。