王子のまぶたブログ 眼瞼下垂と二重と逆さまつげと

形成外科専門医の王子富登のブログです。二重まぶたと眼瞼下垂と逆さまつげなどの治療について紹介していきます。

まぶたの手術を受けるにあたっての心構えとアドバイス その1

どうも形成外科専門医の王子です。

本日火曜日は東邦大学医療センター佐倉病院で1日中手術をしています。

本日は珍しくまぶたの手術はありませんが、

足の皮膚潰瘍(ひふかいよう)の手術が二件です。

最良の結果を目指します。

(午後は初診も受け付けていますので、ぜひいらしてください。)

 

 

今日は症例写真はひとやすみしてこんな話題を。

 

 

まぶたの手術(眼瞼下垂、二重など)を受けるにあたっての心構えとアドバイス

 

 

「初回の手術が一番大切」

 

基本的な心構えはこれにつきます。

 

手術は、家をたてることと同じだと思っています。(家をたてたことはありませんが)

基礎工事(初回手術)がしっかりできていれば、

もし少し直しが必要になっても改築工事(修正手術)もやりやすいです。

 

しかし、基礎工事が雑であったり、原則を無視したものだと、

改築(修正手術)の際に、

 

あけてびっくり欠陥住宅

 

となってしまい、うまく改築(修正)できないどころか、

もとの地盤よりひどくなることもあります。

 

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手術をする医師は、基礎工事(初回手術)をしっかり行えることが必須です。

その上で、

 

  • どのような家の建て方を行っているか。(手術法)
  • どのような家をたてるのが得意か。(仕上がりの好み)
  • 家の建て方にどのような癖があるか。(手術やデザインの癖やセンス)

 

といった違いが、医者ごとにあります。

 

手術を受ける前に少し立ち止まってよく考えましょう

 

眼瞼下垂や二重の手術を受けた方で、

手術の結果に苦しまされている人はたくさんいます。

皮膚切除が多すぎ、眼輪筋を取りすぎ、挙筋腱膜を切除している など

さまざまなケースがあります。

 

手術を受けるのも家を建てるのも、

人生でそう何回もありませんし、

とても重要なイベントです。

 

初回の手術をどこで受けるか、

誰にやってもらうか。

 

よく考えたほうがいいですね。

手術結果に満足される患者さんが少しでも多くなるように

これからも情報発信をしていきます。

 

千葉県内での眼瞼下垂と二重の初回手術はぜひ当院で。

 

心構えとアドバイスシリーズの次回は、

手術を受けると決めたかたへのメッセージ。

 

執刀医師の選び方のヒント

 

です(予定)。

お楽しみに^ ^